来客を増やす方法はのぼりが一番
戦国時代に敵と味方を見分けるために使われたというのぼり旗、諸説あるそうですがどうやら本当の話なんだそうです。
お店の売上金額を上げるためにお店ではいろいろなことを行います。
一番お金が掛かるのはお店の改装でしょう、お客さんが入りやすいドアにしたり、お店が目立つように大きな
看板を作ったり、中には電飾をたくさつけて目を惹いたりしようとします。
お店の売上げを上げるためにいろいろな工夫が考えられ、試され、成果が報告されています。
研究者は人間の購買行動は衝動買いということを突き止め、お店の経営者は衝動買いの可能性を
高めるための店舗環境作りを行います。 例えば、商品の配置やディスプレイなどを真剣に考えるわけです。
日本のデパートでは特別催事を階数の高いフロアーで行います。
ご存知の通り、10階建てのデパートであれば10階に催事場があり、そこからお客さんを下の階へ誘導して
いくわけです。 お客さんにとっては1階に催事場があることが便利な訳ですが、
デパートでは10階から9階・8階・7階・6階とエスカレーターを使って徐々に下りてくれるのが希望なのです。
これは単純にデパートの中にある商品の、目に触れるチャンスを増やせば、全体の売上げが上がるという ことを理解しているからです。 少しでも目に触れるようにすることが大切だということは、 もはや常識なのです。 お客さんが来店するだけで売上げが上がるのは飲食店が筆頭です。
飲食店に入ったお客さんはあれこれメニューを選んで、気に入ったものがないからなにも食べずに店を出る ということがありません。 来客が多ければ多いほど売上げが上がる商売です。
来客を増やす方法にのぼりが使われるのは、費用対効果が一番高いからです。
新しいメニューを作るたびにお店の前にある食品サンプルを作るというのは考えにくく、
新しいメニューをお店の中のメニューでしか宣伝しないのも間違いです。
お店の前に新メニューをいうのぼりを立てれば、新メニューというのはなんだろうと興味を持ち来店する人も
増えるはずです。
お店でなにか宣伝したいことが出来たときにはのぼりを立てるのが一番効果があるのです。