のぼりのチチの基礎知識!役割や取り付け位置の選び方を解説

のぼりのチチについて知りたい、のぼりのチチの役割を知りたい、このようにお考えではないでしょうか。
本コラムでは、のぼりのチチの概要や役割、語源、チチの種類と選び方、のぼりの加工方法・耐久力を上げるコツなどをお伝えします。
のぼり旗の製作を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
チチの語源とは?
のぼり旗のチチの語源は、「形状が乳首に似ている」ところから名前がついた、という説が有力です。犬や牛など、動物の乳首のように連なっていることが由来だと言われています。
また、のぼりは「乳付旗(ちつきばた)」と呼ばれる、合戦時の軍旗をルーツに持ちます。現在ののぼりのチチは、「乳(ち)」や「乳布(ちぎれ)」と呼ばれていました。
このような背景から、地域によりますが、現在でも「チギレ」や「チギリ」と呼ばれることもあります。
のぼりのチチの種類と選び方
のぼりのチチの種類、右チチ・左チチについてと、選び方のポイントを紹介します。
また、チチの取り付け位置と色についても解説しますので、参考にしてください。
右チチ・左チチの違い
◆左チチ
一般的なのぼりは、左チチで作成されることが多いです。
路面や駐車場・ドライブスルー用ののぼりなどの場合は、左チチが良いでしょう。日本の車は左側通行のため、車に乗る人をターゲットにするのであれば左チチが適しています。左チチののぼりは、運転手や同乗者にとって見やすくなります。

◆右チチ
右チチが選ばれるパターンを、いくつか紹介します。
事前に風向きをチェックして、右から左になびく方が多い場合は、右チチが良いでしょう。左チチで製作すると、反転してしまい宣伝効果が薄くなってしまうのです。
人の進行方向に対し右側にフロアがある、といった場合にも右チチののぼり旗が使われます。
また、社の参道など、両脇に左チチ・右チチののぼり旗を立てる時にも有用です。

当店では、のぼり旗用の取り付け器具を販売しています。1点から注文できますので、ぜひご利用ください。

チチの取り付け位置と色
一般的なのぼり旗におけるチチは、上辺と左辺に均等な間隔で白色です。
レギュラーサイズ(幅600mm×高さ1,800mm)ののぼりの場合、上辺に約30cmおきに3つ、左辺に約45cmおきに5つです。当店ののぼり旗の標準仕様は白色ですが、税込+330円で黒色のチチに変更することもできます。

まとめ
今回は、のぼりのチチの概要や役割、語源、チチの種類と選び方、のぼりの加工方法・耐久力を上げるコツなどをお伝えしました。
のぼり制作時には、ぜひ本コラムをお役立てください。
当店では、WEB上のデザインツールで、オリジナルデザインののぼりを作成できます。
素材と文字を置くだけで簡単にデザインデータが作れるうえ、利用料も無料です。ぜひご利用ください。
