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旗や衣類に使用されるトロピカル生地とは?特徴や用途をご紹介!

旗や衣類に使用されるトロピカル生地とは?特徴や用途をご紹介!

「トロピカル生地」と聞いたことはあるものの、実際にどんなものなのか良くわからない、という方も多いでしょう。

このコラムでは、トロピカル生地の概要をはじめ、メリット・デメリットや使用用途、トロピカル生地のお手入れ方法についてご紹介します。

トロピカル生地について、簡単な基礎知識を知ることができる内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。

トロピカル生地

トロピカル生地とは、細いポリエステル糸を平織にした生地を指します。また、ポリエステル100%のトロピカルは、テトロントロピカルと呼ばれることもあります。

トロピカル(tropical)は、「熱帯の」を意味します。マレーシアなど熱帯地域で利用されていた生地のため、「トロピカル」と呼ぶようになったと言われています。

トロピカル生地のメリットとデメリットを簡単にご紹介します。

まずは、トロピカル生地のメリットについてです。

トロピカル生地は、テトロンポンジよりも太い糸を使用しているので裏抜けが少なく、丈夫で軽い生地です。耐久性も高く、屋外で使用した場合の交換目安は約半年となります。

また、トロピカル生地は密度が高いため、色やデザインが鮮明に印刷されることもメリットです。

法被やスーツに使われることもあり、着脱などの摩擦にも強い生地でありつつ、吸湿性に優れじめじめしにくい特徴も持っています。

続いて、トロピカル生地のデメリットについてもお伝えします。

トロピカル生地は、熱帯・亜熱帯など乾いた地域で使われてきた生地です。そのため湿度の高い日本では、しわになる・表面が波打つ、といった影響を受ける可能性があります。

また、ほかの生地に比べ毛羽立ちやすく、お手入れはドライクリーニングを推奨しています。

トロピカル生地の使用用途は大きく分けて2つありますので、簡単にご紹介します。

トロピカル生地の使用用途として、のぼりや紅白幕が挙げられます。

のぼり旗や紅白幕に使われるトロピカルの生地は、ポリエステル100%の糸を平織りにしたものです。文字や画像をきれいに印刷でき、耐久性が高いという特徴があります。

そのため、屋外使用の多いのぼりなど耐久性が必要なものや、長期使用する紅白幕のような大型の旗におすすめです。

のぼりや紅白幕のほかに、のれんやA型のぼり看板、ストリームフラッグなどにもトロピカル生地が選ばれています。
のぼり印刷.comでは、A型のぼり看板やストリームフラッグにトロピカル生地を使用していますので、ぜひご覧ください。

A型のぼり看板 ストリームフラッグ

法被や夏用のスーツなど、衣類としてもトロピカル生地は使われています。

トロピカル生地はもともと熱帯・亜熱帯地域で使われていたこともあり、通気性が良く涼やかです。そのため、夏に着る機会の多い法被や夏用のスーツなど、夏用衣類にもよく使用されます。

衣類用として使われるトロピカル生地は、ポリエステル100%、またはウールとポリエステル混合の生地が一般的です。なめらかな質感でハリがあるのが特徴で、夏でも涼しく着用できるでしょう。

法被

のぼり印刷.comでは、法被にトロピカル生地を使用しています。さまざまなデザイン例を紹介していますので、参考にしてみてください。

トロピカル生地を使用したのぼりや衣類のお手入れ方法について解説します。

のぼりや衣類などを洗濯する際は、中性洗剤を使い、1枚ずつやさしく手洗いしましょう。洗浄力の強い洗剤や漂白剤を使用すると、色落ちや色褪せの原因になるため避けるのが無難です。

また、乾燥機の使用は生地を傷める恐れがあるため控え、シワを伸ばした後、印字面を内側にして陰干しするとよいでしょう。保管時は、シワがつかないように印字面を内側にして巻き、高温多湿を避けた場所で保管するのがおすすめです。

トロピカル生地を使用した衣類を洗う場合は、きれいな仕上がりを求めるならドライクリーニングがおすすめです。自宅で洗濯する場合は、専用洗剤を使用し、やさしく手洗いしましょう。アイロンをかける際は、140℃〜160℃程度の中温に設定し、あて布をした上で丁寧に仕上げるのがポイントです。

のぼりのお手入れ方法について、詳しく知りたい方は以下のコラムもぜひご覧ください。

今回は、トロピカル生地の概要をはじめ、メリット・デメリットや使用用途、トロピカル生地のお手入れ方法についてご紹介しました。トロピカル生地は、ポリエステル100%の細い糸を平織りにした生地で、耐久性が高く、色鮮やかな印刷が可能な点が特徴です。

トロピカル生地の特性を理解し、のぼりや衣類選びの参考にしてみてください。