法被の正しい着方とは?法被の着方をアレンジする方法も紹介!
法被はお祭りはもちろん、販促イベントや学校行事などさまざまな場面で活用されています。しかし、着用する機会があまりないことから、正しい着用方法や帯の結び方がわからないという方もいるのではないでしょうか。
この記事では法被の正しい着方と注意点について、法被の帯の結び方、加えて法被をアレンジするアイテムをご紹介します。
正しい法被の着方や自分好みにアレンジする方法を知りたいという方は参考にしてみてください。
法被の正しい着方と注意点
まずは、法被の正しい着方についてです。法被の襟の重ね方は自分から見て、左側が上にくるように着用します。左襟が自分から見て上になることを和装用語で「右前」と呼ばれています。
法被を着用する際の注意点は、男女、年齢に関わらず左襟が上側になるということです。
法被の帯の結び方
法被の帯の結び方にはさまざまな方法があります。ここでは、男女どちらでも活用することのできる帯の結び方である、「貝の口」をご紹介します。
「貝の口」は、結び方が比較的簡単なことに加えて、ほどけずらく、法被をあまり着たことがない方にもおすすめの結び方です。
下記では、「貝の口」の帯の結び方について、手順を記載しています。帯を結ぶ際の参考にしてみてください。
手順①:帯の端を半分に折って腰部分を2〜3周巻いていきます。両端の帯が交差した場所から同じ長さになるようにしておくことが綺麗に帯を結ぶポイントです。
手順②:端の太い方を、腰に巻いた帯の内側を通して、一度結びます。反対側の帯は斜め上に向けて、その上から太い方の帯を被せるようにしていきます。
手順③:太い方の帯を細い方の帯の下に通して、結べば完成です。結び終わったら、結び目をうしろ側に回して位置を調整しましょう。
法被をアレンジするアイテム
お祭りなどで法被を単体だけでそのまま羽織ることもありますが、法被にあわせてアイテムを選ぶことで、より着方にアレンジを加えることも可能です。下記では、法被とあわせて使用することでアレンジができるアイテムを3つ紹介します。
法被の下に着るインナー
法被を着用する際のインナーとして、一般的にダボシャツや鯉口シャツが活用されます。それぞれのインナーの特徴としては、ダボシャツはゆったりとしたシルエットが特徴です。一方、鯉口シャツはぴったりとしたシルエットが特徴のインナーとなります。
法被に合わせたいズボン
法被のインナーとしてダボシャツや鯉口シャツを着用するのであれば、ダボパンツや股引がおすすめです。ダボパンツの特徴は全体的にゆったりとしたシルエットが特徴で、股引は足首にかけて細くなっていくシルエットが特徴で、ぴったりとしたサイズ感です。
カラー展開が豊富なハチマキ
3つ目のアレンジアイテムとして紹介するのは、ハチマキです。ハチマキはさまざまな色が展開されているため、その日の気分に応じて色を変えることができます。また、手ぬぐいを折って、ハチマキとして活用することも可能です。
まとめ
今回は法被の正しい着方と注意点について、法被の帯の結び方、加えて法被をアレンジするアイテムをご紹介しました。
法被を着用する機会はあまり多くありませんが、お祭りの時はもちろん、イベントやセールの時などさまざまなシーンで活用できます。法被を着用する際には、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。