かっこいい旗を作るコツ!デザイン例で押さえたいポイントがわかる!

かっこいい旗を作りたいと思っても、どんなことに気をつければかっこいい旗ができるのかわからない方もいるのではないでしょうか。かっこいい旗を作るために重要な要素がいくつかあります。この記事ではデザインのポイントをおさえながらかっこいい旗を作る方法をご紹介しています。
かっこいい旗を作って人目を引きたい、士気を高めたいという方はぜひ参考にしてください。
目次
かっこいい旗を作ることで期待できる効果
かっこいい旗といえば、横長の応援旗や学級旗、縦長ののぼり旗などがあげられます。
かっこいい旗を作ることで期待できる効果を考えてみましょう。応援旗や学級旗はチームの団結力を高めますし、のぼり旗は店舗の雰囲気づくりや集客率アップの効果が期待できます。
かっこいい旗をデザインするための重要な要素
かっこいい旗をデザインするためにはいくつかのポイントがあります。重要な要素としてはコンセプトや配色、フォントや言葉の内容などです。具体的にどのようなデザインにすればよいか見ていきましょう。
しっかりと練ったコンセプト
かっこいい旗を作るには、何を目的として、どのような旗を作るのかしっかりとコンセプトを練ることが大切です。一言で「かっこいい旗」といってもその捉え方は様々あります。
(例)
- シンプルでスタイリッシュ
- 目立つ
- 高級感がある
かっこいい旗を作ることによって、見る人にどのような印象を与えたいかということを考えていくのが重要になります。
ここでしっかりとコンセプトが定まっていることによって、次に決めるデザインや色、フォントを選びやすくなり、理想の旗に近づくでしょう。
かっこいい印象を与えやすい配色
かっこいい印象を与えやすい配色というものがあります。ここではスタイリッシュな配色、目立つ配色、高級感のある配色それぞれについてご紹介していきます。
①スタイリッシュな配色
スタイリッシュな配色は洗練された近代的なデザインと言えます。色は寒色系、暖色系、無彩色系のどれでもスタイリッシュな雰囲気は出せます。色のコントラストもはっきりとしたものがおすすめです。反対にパステルカラーなどはかっこいいというよりも優しい雰囲気になってしまうので避けた方が良いでしょう。



②目立つ配色
一般的に目立つ色といえば赤やオレンジなどの暖色系と呼ばれる色です。だからと言って赤やオレンジの文字の背景色を同じような暖色系の色にしてしまっては目立つとは言えません。
大切なのは文字と背景色の組み合わせです。
赤やオレンジ以外の色も背景色との掛け合わせによって目立つようになることがあります。例えば黄色は白色の背景ではあまり目立ちませんが、黒色や青色などの背景にすると目立って見えます。
また、背景色と文字の境があいまいな場合は文字が目立ちませんが、文字に黒や白の縁取りをすると文字が際立って見え、目立つようになります。
背景色と文字やイラストの明度や彩度にも差をつけてみましょう。明度は色の明るさのことです。黒色の背景に明るい赤や黄色の文字など明るさに差をつけると文字やイラストを目立たせることができます。色の鮮やかさを示す彩度についても同様です。白や黒などが混ざっている彩度の低い色と、原色に近い彩度に高い色の組み合わせを使うと、目立って見えます。



目立つ色については以下のコラムでも詳しく説明しているので、ぜひチェックしてみてください。
「目立つ色」のコラムを見る
③高級感がある配色
高級感を出すための配色は「黒」「茶色」「金色(ゴールド)」「濃い赤」「濃い青」「濃い緑」などがおすすめです。高級なブランド店をイメージすると、暗いシックな色や店内をイメージする方も多いでしょう。
背景や文字に光沢感を出すグラデーションを入れるとより一層高級感が出ます。
また、色数を多く使いすぎないことも重要です。色数が多いとごちゃごちゃとした印象になり、高級感があるイメージとはかけ離れてしまいます。
※弊社では特色(DIC、PANTONEなど)の対応はできかねます。金色や銀色を表現したい場合は、近い色(グラデーションなど)で作成ください。



印象に残りやすいフォントや言葉
配色の他にも、フォントや言葉の印象からかっこよさを演出することができます。
フォントは角ばった形式のものや、筆文字などは印象に残りやすく、インパクトも与えやすいのでおすすめです。また、明朝体や細めの文字は高級感を感じさせます。
スポーツの応援旗や、学級旗では四文字熟語や名言を使うとかっこよくなりやすいです。
四字熟語 | 意味 |
---|---|
一致団結 | 多くの人が力を合わせ、同じ目標に向かってまとまること |
切磋琢磨 | 仲間同士がお互いに励まし合って努力すること |
雲外蒼天 | 努力して苦難を乗り越えれば良い未来が待っているということ |
威風堂々 | 雰囲気や佇まいが立派で威厳があり、立派であること |
不撓不屈 | どんな困難にもくじけず立ち向かうこと |
【形状別】かっこいい旗のデザイン例を紹介
ここからはかっこいい旗のデザイン例を形状別にご紹介します。
かっこいい応援旗・学級旗のデザイン例
かっこいい応援旗・学級旗のデザインはチームの想いが伝わるように力強く太めのフォントで、背景色はシックな濃い目の色にし、文字を明る目の色で目立たせると見栄えが良くなります。チームカラーやクラスカラーなど決まったものがある場合はその色を使っても良いでしょう。
スポーツの応援の場合は、アイテムやそのスポーツをしている人物の影などをイラストとして入れることもおすすめです。また、かっこよさを象徴するような鷲や虎など鳥や動物のイラストを背景に入れると強さをイメージしやすくなります。
サイズは縦90cm×横300cm、縦120cm×180cmくらいの大きさが扱いやすいです。



かっこいいのぼり旗のデザイン例
かっこいいのぼり旗のデザイン例は、スポーツの応援をする場合と、店舗ののぼりとして使う場合と2つに分けてポイントをご紹介します。
①スポーツの応援をする場合
応援旗に比べてのぼり旗は面積が小さく、縦長の旗なので、四文字熟語を縦書きで入れるとバランスの良いのぼり旗ができるでしょう。
使用する背景色は情熱を感じさせる赤色やオレンジ色、新緑やグラウンドの色を感じさせる緑色などがおすすめです。文字色が背景色によって目立ちにくくなってしまう場合は、文字に白や黒で縁取りをすると文字が浮き上がって印象的になります。
スポーツのモチーフとなるボールやラケットなどをイラストで入れても良いでしょう。


②店舗に設置する場合
店舗に設置する場合のデザインは、明度の低い黒や紺などの暗めの背景に、明朝体の白文字や金色の文字で文字を目立たせるとかっこいいのぼり旗になります。書体も筆文字など店舗の雰囲気にあった文字を選ぶとより高級感や特別感をアピールすることができるでしょう。
イラストを付け加える場合は、かっこいい雰囲気を壊さないようにシンプルな影絵や色数を少なくすると一体感のある旗に仕上がります。
ここでは、店舗の宣伝に使えるデザインを、色ごとに分けて例示します。
暖色系メインのデザイン例



寒色系メインのデザイン例



無彩色メインのデザイン例



まとめ
かっこいい旗を作るためにはまずコンセプトを明確化し、背景色と文字色の配色に気をつけてデザインを考えていきましょう。フォントは明朝体や筆文字などを活用するとかっこよさを演出できます。
スポーツの応援や店舗ののぼりなどシチュエーションに合わせてかっこいい旗を作ってみてください。
応援旗や学級旗で使えるデザインについては、以下のコラムでも解説しています。ぜひ参考にしてください。
学級旗のコラムを見る