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【捨てる前にチェック!】のぼり旗・ポールの処分方法から再利用方法まで

【捨てる前にチェック!】のぼり旗・ポールの処分方法から再利用方法まで

のぼり旗やポールが劣化してきたため、処分しようと思った場合、注意する点がいくつかあります。
まず、お店や会社から出るごみについては種類問わずすべて「事業系ごみ」となります。
とくにのぼりは布だから燃えるだろうと勝手に判断して、家庭から出るごみに混ぜて家庭ごみ集積場に捨てることはできません。
また、自治体によって処分方法は異なるため、事業系ごみをどのように回収してもらうか自治体のホームページで必ず確認しましょう。

のぼり旗やポールの処分方法は?

事業系ごみは大きく「一般廃棄物」と「産業廃棄物」に分類されますが、どちらの場合も処分するには許可業者に収集を委託する方法と自己搬入する方法の2つの方法があります。
のぼり旗やポールがどちらに分類されるかは、廃棄する量や自治体によって異なるため事前に確認しましょう。

・許可業者に収集を委託する場合

のぼり旗もポールも業者に依頼して回収してもらうことができます。
自ら処理施設へ持ち込むよりも手間が省けるのがメリットです。
どの自治体においても、必ず許可を得た廃棄物収集運搬業許可業者に依頼することが重要です。
委託契約が必要となるため、細かい契約書などの処理が面倒な場合があるのと、廃棄費用とは別で運搬費がかかるのがデメリットです。
業者は自治体のホームページに一覧が載っているためそちらで確認しましょう。

・処理施設へ自己搬入場合

自治体のごみ処理施設もしくは民間の産業廃棄物処理業者の自社工場へ持ち込む方法があります。
回収に伴う運搬費用が抑えられることがメリットですが、業者によって料金が異なるため見積もりを出しましょう。
また、多忙な方には持ち込む手間が発生するというデメリットもあります。

それぞれの素材によって持ち込む場所であったり回収する業者が異なる場合があるため注意しましょう。
認可業者によってプラスチックは取り扱うが金属類はNGというところもあります。
業者選びの際に確認しておきましょう。それぞれの素材は以下の通りです。

のぼり旗やポールの素材をチェック
・のぼり旗
合成繊維(ポリエステル)の生地がほとんどです。
特に「ポンジ(テトロンポンジ)」という平織りの布が流通しています。
まれにお店によって木綿でできたのぼり旗もあります。
・ポール
パイプ部分は樹脂コーティングされたスチールもしくはポリエチレン素材のプラスチック、キャップ部分や伸縮を調整する部分はプラスチックがほとんどです。
・スタンド
のぼりを挿すスタンドはプラスチック製である場合がほとんどです。
用途によってはコンクリート製のスタンドも流通しています。

のぼりの素材であるポンジは薄くて軽いのと、丈夫で洗え、なおかつ乾きやすいのが特徴です。
その特徴を生かした再利用方法をご紹介します。

エコバック
一番のおすすめはエコバックです。
軽くて乾きやすい素材は持ち運びに便利で、洗濯してもすぐ乾くのでとても実用的です。
最近では、自治体などがイベントで使った大量ののぼりをエコバッグにして販売しているケースもあります。
お店のロゴやイラストをバッグにして、ノベルティグッズとして作るのもいいですね。
綿でできたのぼりならに上質でおしゃれなバッグになりますよ。
ウエス
のぼりを裁断して縫ったり編んだりすることで「ウエス」として利用することもできます。
ウエスは機械類の油や汚れを落としたりする雑巾替わりの布を指します。
掃除グッズとしてのぼりをウエスにして利用するのもいいでしょう。

ちなみに、リサイクル業者が引き取ったのぼりは、細かく裁断され新しい生地として再利用されます。
ただし、防炎加工ののぼりは特殊な液体を使用しているためリサイクルに回せないので処分の際は注意が必要です。

お店や会社を盛り上げるために作ったのぼりですが、役目を終えたら正しい手続きを経て処分しましょう。
ですが、日本での年間ののぼりの廃棄量は20トンという調べもあります。
せっかく作ったのですから、リサイクルや再利用などできるだけ最後まで役に立てるような方法を考えるのもひとつの方法です。

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